宝塚花組トップ明日海りお、娘役トップの仙名彩世が台風21号被災者を励ます

スポーツ報知
明日海りお(左)と仙名彩世

 宝塚歌劇団花組トップスターの明日海りおと娘役トップの仙名彩世が7日、東京・日比谷の東京宝塚劇場で花組公演「MESSIAH(メサイア)―異聞・天草四郎―」「BEAUTIFUL GARDEN―百花繚乱―」(10月14日まで)の初日公演前に通し稽古を行った後、取材に応じた。

 今月4日、関西地方を直撃した台風21号の影響で宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)の月組公演が中止に。1995年の阪神・淡路大震災以来23年ぶりの宝塚での公演中止について、明日海は「東京公演のために上京する日でした。ニュースで見るしかなかったのですが、(月組の仲間は)公演したかったんだろうなと思いますし、被害が大きかったので被害がなるべく少なく済むようにと思います」と神妙な面持ち。仙名は「お客様は公演を楽しみにして下さっている。電車が止まってもお車で来て下さろうとしたり、お心を感じてありがたいです。被害に遭われた方々の気持ちを思いますと心苦しいですが、これからも勇気を与えられるように精いっぱい務めたいです」と語っていた。

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