「ナイトスクープ」松本修氏が3000万円かけて「チン・マン分布」調査 “推薦人”間寛平「アホちゃうかと思ったけど…」

スポーツ報知
新著「全国マン・チン分布考」をPRした松本修氏(左)と推薦人の間寛平

 大阪・ABCテレビ制作の名物番組「探偵!ナイトスクープ」を立ち上げたテレビプロデューサー・松本修氏(68)が7日、大阪市内で、10月5日に発売される著書「全国マン・チン分布考」(集英社インターナショナル、税別1100円)をPRした。

 「ナイトスクープ」で日本の「アホ」「バカ」などの蔑称の区分けを考察し、本にもなったネタ「全国アホ・バカ分布考」と同様、男性器と女性器の各地の呼称を考察した一冊だ。

 1995年に調査依頼のはがきが番組に届いたが、性器の呼称がどれも放送禁止用語のため、番組での扱いは断念。松本氏はABCテレビの退職金をなげうつなど、古書代1000万円分を含む3000万円をつぎこんで一人で調査した。2年半前から書き始め、「アホ・バカより、世間の人にとって興味がある重要な文化。テレビでは無理でも、いつか別の形でやりたかった」と、出版にこぎつけた。

 松本氏は、最近の「ナイトスクープ」のパワー不足を嘆きながら「バラエティーの復権を目指したい。その一つがこれ。番組にカツを入れたい」と豪語。本の“推薦人”として会見に同席した「ナイトスクープ」の探偵役・間寛平(69)は「23年もかけてアホちゃうかと思ったけど、男前。守りに入ってへん」と松本氏の執念に感心した。

 3000万円を回収するには、30万部の売り上げが必要だ。寛平は「マン」「チン」などの言葉についても「聞いていったら、すごいカワイイ言葉。いやらしくない。そこを世間に知ってもらいたい」と、同い年で付き合いの深い松本氏をフォローした。

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