w―inds.涼平、地元・北海道の地震に絶句 龍一は両親と連絡取れず

スポーツ報知
全国ツアーを打ち上げた(左から)w-inds.の(左から)緒方龍一、橘慶太、千葉涼平

 ダンスボーカルグループ「w―inds.」が7日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで全国ツアーの最終公演を行った。

 メンバーは開演前、報道陣の取材に対応。千葉涼平(33)、緒方龍一(32)は北海道・札幌市出身であることから、6日に起こった北海道胆振東部地震に際しての、故郷への思いを語った。

 千葉は6日深夜3時8分の地震発生時、リアルタイムでニュース番組を見ていたといい、「記憶にある限り、僕が生まれ育ってきた地域であんなに大きい地震はなかった」と信じられない様子。現在も実家が札幌にある緒方は、両親とは直接連絡が取れない段階といい「姉が安否は確認してくれましたが、まだ電気と水が止まっているようで…。(両親は)携帯の電池が切れてしまったみたいで、話せていない」と心配そうに話した。

 3人はこれまで、13年のフィリピンの台風や16年の熊本地震など、国内外で積極的にチャリティー活動に尽力してきた。橘慶太(32)は「今すぐ僕らの出番ではないと思いますが、エンターテインメントには感情を揺さぶって、笑顔をもたらす役目がある。少しずつでも、気にかけながら活動していきたい」とパフォーマンスで勇気付けると約束。緒方は本番のMCでも「(被災して)来られなかった方もいらっしゃると思います。その人たちに届くように全力でステージを務めたい」と思いを込めた。

 ステージでは新アルバム「100」の楽曲を中心に27曲を披露。今回は初めてバックダンサーをつけず、楽曲の「音楽性」にスポットをあてた構成となった。橘は「自分たちにとってもチャレンジ。自由度も高いぶん、個性を出していけたし新たな可能性を感じたれた」と手応えを語った。アンコールでは12月8日に10度目の香港公演を行うことも発表された。

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