リハではポロリも!? 名物「桶ダンス」が裸アクロバットに進化…舞台「少年たち」

スポーツ報知
公演を前に笑顔を見せる(左から)宮舘涼太、渡辺翔太、佐久間大介、深澤辰哉、阿部亮平、岩本照、岩崎大昇、ジェシー、松村北斗、京本大我、森本慎太郎、高地優吾、田中樹

 ジャニーズJr.の6人組グループ「SixTONES」と「Snow Man」が主演をつとめる舞台「少年たち そして、それから…」(企画、構成、総合演出・ジャニー喜多川)が7日、東京・日生劇場で初日を迎えた。

 1969年に初演、近年では戦争や平和をテーマに受け継がれてきたジャニーズ伝統の作品。両ユニットにとって座長4年目となる今年は、同劇場初披露となるストリートバスケも登場、作品の「名物」となっている、一見全裸に見える入浴シーンでの「桶ダンス」は1・5倍の長さにパワーアップした。

 アクロバットとヲタ芸を組み合わせた「アクロバットヲタ芸」を得意とする佐久間大介(26)や宮舘涼太(25)らSnow Manは、桶で大事なところを隠しながらの側宙や連続バック転を取り入れた「裸アクロバット」を繰り出し会場を一気に沸かせた。

 阿部亮平(24)は「どの先輩もやってこなかったことをやらせていただいてます」と胸を張ったが、佐久間は「リハーサルではちょっとポロリもありました」と明かし、笑いを誘った。

 それぞれのユニット単独で、3月に「ジャニーズJr.祭り」(横浜アリーナ)、8月に「Snmmer Paradise」(東京ドームシティホール)を成功させている人気ユニット。新曲2曲ずつをもらい、SixTONESは「Night Train」と「Hysteria」を、Snow Manは「Don’t Hold Back」と「Party!Party!Party!」を歌いあげた。

 ユーモアと華やかさを織り交ぜながらも、舞台の根幹はジャニー喜多川社長の戦争と平和への思い。SixTONESのジェシー(22)は「僕たちがこうやって伝えていかなければいけない」と作品の意義をかみしめていた。

 今年は「東京B少年」の岩崎大昇(16)が刑務所の脱獄未遂事件で命を落とした過去の少年役で、ジェシーの弟とその仲間役で「少年忍者」から7人のメンバーも出演する。公演は28日まで。

 ◆SixTONES(ストーンズ)ジェシー、高地優吾、俳優・京本政樹を父に持つ京本大我、松村北斗、森本慎太郎、田中樹の6人組。15年に結成。ジェシーが「私立バカレア高校」のドラマと映画、ジェシー、松村、田中は映画「バニラボーイ」に出演。高地は日テレ系「スクール革命」にレギュラー出演中。

 ◆Snow Man(スノーマン)岩本照、深澤辰哉、渡辺翔太、宮舘涼太、佐久間大介、阿部亮平で12年結成。「滝沢歌舞伎」に9年連続出演、今春公開の映画「ラスト・ホールド!」に出演。岩本はTBS系「SASUKE」、阿部は気象予報士の資格を持ち上智大理工学部大学院卒でテレ朝系「くりぃむクイズミラクル9」などクイズ番組でも活躍。

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