りゅうちぇるが息子にエール「自分らしく居続けて」

　タレントのりゅうちぇる（２２）が８日、東京・渋谷区の青山学院大学で「渋谷ダイバーシティーエバンジェリスト」の任命式に出席した。

　ダイバーシティーとは多様性のこと。ジェンダーレスで型にはまらず、信念を持って活動しており、長谷部健渋谷区長（４６）からエバンジェリスト（＝伝道師）に任命された。「小さい頃から『普通』の男の子像と違う自分に悩んでいた」と苦い思い出を告白しつつ、「原宿に上京してきて個性が許されることを知った。原宿だけでなく、ほかの町にも個性が許されるように発信していきたい」。自分の苦境を糧に、個性の大切さを訴えることを誓った。

　妻でタレントの、ぺこ（２３）との間に７月１１日、第１子となる長男・リンクくんも生まれて幸せオーラ全開。リンクくんにはどのように育ってほしいか聞かれると、「自分らしく居続けることはつらいこともあるが、幸せなことの方が多い。出会いや夢、自分自身がわかれば自信にもつながる」。自分のスタイルを貫けるような子どもになってほしいと語った。

　北海道地震の被災者にもエールを送った。「すごく怖かったと思います。インスタにもたくさんメッセージが届きました。怖い気持ちになりながらも、前を向く姿はかっこいいです」。今もまだ被災されている方々を勇気づけた。