sumika、アニメ映画の楽曲を担当「嫁に出した気分」

スポーツ報知
高杉真宙(右)とsumikaの片岡健太

 4人組ロックバンド「sumika」が8日、神奈川・川崎チネチッタで行われたアニメ映画「君の膵臓をたべたい」(牛嶋新一郎監督)大ヒット舞台あいさつに俳優の高杉真宙(22)と登壇した。

 2017年には実写映画化もされた住野よる氏の同名小説が原作。人付き合いが苦手な男子高校生がクラスの人気者の女子の秘密を知り、惹(ひ)かれていく様を描く青春映画だ。

 sumikaは、オープニングテーマ「ファンファーレ」、劇中歌「秘密」、主題歌「春夏秋冬」の3曲を担当。上映後の舞台あいさつでボーカルの片岡健太は本編完成より先に楽曲を制作したことを明かし、「プレッシャーがあった。登場人物と同じ年齢の頃に自分たちが音楽とどう向き合っていたかを話し合い、初期衝動を大事にした」。完成した作品について「音楽に対して誠実に向き合ってもらえたオープニングで、しょっぱなから涙が出た。(曲を)嫁に出した気持ちになった」と感慨深げな様子だった。

 一方、主人公の声優を務めた高杉は「ステキな音楽、キャスト、スタッフと一生懸命作品を盛り上げようとした。僕もこの作品に関われて幸せです」とほほ笑んだ。

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