美容家・石井美保、美容法は日々の積み重ねと食事。「基本的なことをやる」

　美容家の石井美保（４２）が８日、都内で新刊「大人美論」（宝島社）の発売トークショーを行った。

　「石井美保のＢｅａｕｔｙ　Ｓｔｙｌｅ」「石井美保のＳｅｃｒｅｔ　Ｂｅａｕｔｙ」に続く第３弾で、新たな美容との向き合い方をまとめた一冊。「４０代を迎え、体の変化、お肌の変化を感じて、どうやってそこに向き合っているのか。周りの皆さんが苦しんでいるのを聞いているので、その苦しみから解放されてより美しく生きていけるように、という思いで作りました」と説明。「疲れがとれなくなったり、スペシャルケアも一切効かなくなり、なかなか回復しなくなった。今までのように全部やろうとして頑張っていても疲れてしまう。柔軟性を持って、苦しまずに手放す部分を持って生きていくことが大切だと気付き、３冊目を出そうと思いました」と話した。

　仕事で２年前に訪れて以来、「美しさに対する価値観が変わった」という仏パリで撮影された。「街を歩く女性でも、ほかの都市では若くかわいい子に目が行くのに、パリでは成熟した女性の美しさに圧倒され、どうしてこうも美しいのかと考えるようになった。現地の美しく輝いている方にインタビューもしています」。

　実践中の美容法について、石井は日々の積み重ねと食事を挙げた。「基本的なことをやる。普段の洗顔の仕方を見直すだけで変わるし、お風呂に毎日１０分でいいから入る。それだけで変化を実感できます。今年は猛暑だったけど、毎日１０分は湯船につかっていたら、夏バテを一切しなかった。食べるものが直結してお肌に出るので気を付けています」と答えた。