平井堅、フジ新ドラマ「黄昏流星群」主題歌に決定 主演の佐々木蔵之介も喜び「物語に深みを与えてくれた」

スポーツ報知
「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」の主題歌を歌う平井堅

 歌手の平井堅(46)が、10月11日スタートするフジテレビ系新ドラマ「黄昏流星群~人生折り返し、恋をした~」(木曜・後10時)の主題歌を歌うことが12日、同局から発表された。

 ドラマは1995年から「ビッグコミックオリジナル」(小学館)でロングラン連載されている弘兼憲史氏の大ヒット漫画が原作。短編オムニバスの原作の中から傑作の一つと言われている第1集「不惑の星」をベースに、人生の折り返し地点を通り過ぎた男と女が図らずも落ちてしまったあらがえない運命の恋、その恋を取り巻く大人たちの人間ドラマを描く。

 左遷を命じられたエリート銀行員の主人公に佐々木蔵之介(50)、娘の巣立ちに喪失感を抱く主人公の妻に中山美穂(48)、中山と心寄せ合うことになる娘の婚約者にジャニーズWESTの藤井流星(25)、主人公が運命の出会いを果たす孤独な女性に黒木瞳(57)と豪華キャストがそろった。

 平井が提供する主題歌は「half of me」で、平井が2009年7月のコンセプト・アコースティックライブ「Ken’s bar」で初披露し、未発表のまま約9年以上も温められてきたラブ・バラード。平井がドラマ主題歌を手がけるのは今作が17作目。同局のドラマでは08年放送の「ハチミツとクローバー」の主題歌「キャンバス」以来、約10年ぶりとなる。

 曲の世界観がドラマにマッチしているとして主題歌に起用されたことを受け、平井は「決して1つにはなれないけれど、だからこそ1つになりたいと願う。生きると言う事は空白の半分を、欠損の半分を探す旅なのかもしれない。そんな思いを書きました」とコメント。

 佐々木は「撮影のちょっとした合間、監督にこっそり呼ばれてスタジオの隅へ。タブレットから洩れる小さな歌声。その一角が、柔らかな優しい空気に包みこまれました。平井さんの唯一無二の素晴らしい歌声が、今作を美しく彩り、物語に深みを与えてくださいました。とても幸せです」と喜んだ。

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