上方落語協会・笑福亭仁智会長、相次ぐ休館に「前会長のたたり」天満天神繁昌亭12周年
スポーツ報知

大阪市北区にある上方落語の定席「天満天神繁昌亭」が15日、開場12周年を迎え、公演前に記念式典が行われた。
2006年の開場に尽力した桂文枝(75)から、6月に上方落語協会の会長職を引き継いだ笑福亭仁智(66)は「6月に地震があって初めて休館して、7月は大雨で楽屋が水漏れしました。9月にも台風21号で休館。これも、前会長のたたりだと思っております。心でおはらいをしている訳であります」と笑わせた。
また、桂米団治副会長(59)は「私もこの春から米朝事務所の社長になりました。落語家がプロダクションの社長になるなんて普通はない。ありえないことが起こる年。これを乗り越えた先に幸せが待っていると信じたい」とあいさつ。詰めかけた観客にお祝いの酒をふるまった。