16歳の新星・崎山蒼志コヤソニ出演「またこんな舞台に出られたら」

スポーツ報知
「KOYABU SONIC」に出演し、主宰者の小籔千豊(左)と会見した崎山蒼志

 吉本新喜劇座長の小籔千豊(45)が主宰する音楽とお笑いを融合させたフェス「KOYABU SONIC2018」が15日、大阪・住之江区のインテックス大阪で開幕し、シンガー・ソングライターの崎山蒼志(16)がアーティストのトップバッターで出演した。

 静岡・浜松市在住の高校1年生。4歳からギターを始め、「くるり」岸田繁(42)や「ゲスの極み乙女。」川谷絵音(29)ら実力派ミュージシャンがその才能を絶賛したことで話題となった。その音楽性と素朴な見た目のギャップも魅力の一つ。ステージでは、「You Tube」の公式サイトで168万回超再生されている「五月雨」、「夏至」などを披露した。

 終演後に取材に応じ「大勢の方の前でできて、小籔さんに声をかけていただいてよかったです」と振り返った。今年8月の「SUMMER SONIC」(大阪)では、フードエリアにある無料ステージに出演。その規模を超える大舞台をオファーした小籔は「音楽活動のいい栄養にしてもらえれば。にわか(ファン)ですが、親戚のおっさんみたいな気持ちで応援しています。崎山くんはドラフト1位みたいなもん。誰かがコーチングして『俺が育てたった』みたいにならず、原生林に生えている草みたいにこのまま育ってほしい」と期待した。

 崎山は同日に出演した4人組バンド「きのこ帝国」のファン。終演後に楽屋で対面したそうで「さっきあいさつできて、泣きそうになりました。いろんな感情がこみあげてきて。ずっと好きで聴いていたので。尊敬しています」と話した。また、今後について小籔に聞かれると「またこんな舞台に出られたら」と目標を掲げていた。

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