滝沢秀明が引退報告「でかい男になって、ジャニーズエンターテインメントをお届けしていきたい」

年内で芸能活動を引退しプロデュース業に専念する滝沢秀明(36)が15日、ニッポン放送のラジオ「タッキーの滝沢電波城」(土曜・後10時半)で、ファンに向けて「タッキー&翼」の解散と自身の引退を報告した。
滝沢は「いろいろとご心配をおかけして申し訳ございません。いきなりの発表だったと思うので、まだ受け入れられないとか、心配しているとか悲しいとか」とファンの心情を思いやり「僕らも本当に悩んで悩んで悩み抜いた結果、今回こういった決断をしました」と語った。
そして「この1年の中で、お互い考える時間があったと思います。今後どうしていくかという話を会社、翼とも話し合った」結果として「1年間ファンのみなさんをお待たせしていましたので今回は解散という形を取り、また新たな道をお互いが進んでいこうということになりました」と話した。
また自身の引退については「(ほぼ同時に)ジャニー社長から、今後の後輩の育成のお手伝いをしたらとどうかと提案があった」と明かした。しかし「僕自身考えまして、タレント活動をやりながら、人の人生を触っていくのは『僕は正直できないな』と思った」という。
さらに「人の人生を背負うとなると、自分もある程度覚悟を決めないとやっちゃいけない」「恩師に恩返しをしたいという思いが強く出てきた」と引退を決めた理由を説明した。
そして「時間はかかるかも知れませんが、でかい男になって、ジャニーズエンターテインメントを滝沢なりの表現でお届けしていきたい」と決意を口にした。
ユニットはデビュー15周年の昨年9月から活動休止中で、今月10日付で解散した。引退後は、所属するジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(86)のそばで学んできたタレント育成や舞台、コンサートのプロデュース業に専念。今井翼(36)は近く事務所を退社し、新たな一歩を踏み出す。