岸本加世子、樹木希林さん悼む「いつも親代わりのように…」フジカラーCMで名コンビ

スポーツ報知
岸本加世子

 15日に亡くなった女優の樹木希林さんと、富士フイルム「フジカラー」のテレビCMなどで共演した女優の岸本加世子(57)が16日、所属事務所を通じてコメントを発表した。

 岸本は樹木さんと自身のデビュー作品でもあるTBS系「ムー」でも共演。「私が15歳の時、デビュー作からご一緒させて頂き、女中コンビという設定でしたので、ズブの素人だった私は毎日希林さんにくっついて演技を学ばせて頂きました。その時の希林さんの役名だった『カネタさん』といまだに呼ばせて頂いておりました」と振り返った。

 「長年にわたりフジカラーのCMでのあふれるほどの思い出も、ワールドカップの決勝戦を一緒に見に行った事も、何かあった時にはいつも親代わりのように心配してくださったり、時には突然自宅に来られる事もありました。感謝しかありません」とともにW杯決勝を観戦したエピソードを明かし、あえて出会った頃から変わらぬ呼び名で「心からご冥福をお祈り致します。カネタさん、ありがとうございました」と悼んだ。

 「フジカラー」のCMでは、樹木さんとの掛け合い漫才風なやりとりが話題となり、岸本の「美しい人はより美しく、そうでない方はそれなりに」というセリフは流行語になった。

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