小倉智昭氏、樹木希林さんの残した「老いを楽しんでいく」という言葉は「ありがたい」

スポーツ報知
樹木希林さん

 17日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、個性派女優として知られた樹木希林(きき・きりん、本名・内田啓子=うちだ・けいこ)さんが15日午前2時45分に都内の自宅で死去したことを特集した。

 希林さんは2012年に、がん体質であることを指す「全身がん」を公表。04年の乳がん発症以降、約20か所のがんと闘ってきたが、ついに帰らぬ人となった。

 2016年5月に初期の膀胱(ぼうこう)がんを公表し、手術した小倉智昭キャスター(71)は、同局の笠井信輔アナウンサー(55)から、がんとの向き合い方について意見を求められると、「(がんにかかると)大抵は生活の質が落ちていくのを自分で感じるわけですよね。クオリティ・オブ・ライフなんて言い方もするんですが。質を下げないで自然にいるような道を見つけよう、そういう生き方をしたというのが希林さんのすばらしいところだと思います」と語った。

 さらに小倉キャスターは「(希林さんは)老いを楽しみたいと言っていた。今日は敬老の日じゃないですか、年を取ってくると、これがダメになったとか、孫の顔をあと何回見られるんだろうとか、この景色をあと何回見られるだろうとか、そんなことばかり考えるようになる。だから樹木希林さんの生き方、老いを楽しんでいくというのはありがたい言葉ですよね」と思いを明かした。

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