東国原英夫氏、樹木希林さんの“哲学”が「本当に勉強になりました」

スポーツ報知
東国原英夫

 元宮崎県知事・東国原英夫氏(60)が17日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)に生出演し、15日に75歳で死去した樹木希林(きき・きりん、本名・内田啓子=うちだ・けいこ)さんとのエピソードを明かした。

 希林さんは生前、「自分が生きたいということが人の迷惑にならないよう、ごみが無いようにって思っています」と死への覚悟について語っていた。

 MCの坂上忍(51)は「僕程度の年齢では、頭ではとってもよく理解できるんです。なるほどな、そうありたいなって。ただその覚悟を持つのは並大抵のことではないという…」と話し出すと、東国原氏も「いやー、もう、なんかねぇ」と同意。そして「(希林さんは)生きる仏様みたいなところがあったんですよ。現場とかでお会いすると、腰の低い方で」と回想した。

 さらに東国原氏は「謹慎明けに(希林さんから)『あんた面白い人生ね』と言われた。困難をおもしろがる哲学というものがある。これは本当に勉強になりました。ピンチをチャンスにしていく、困難とか壁にぶつかったときに、それをどう客観的に見ておもしろがるかっていう価値観は希林さんにしか持てない」と語った。

 東国原氏は「そのまんま東」という芸名で活躍していた1998年に、16歳少女との淫行騒動で自主謹慎した。

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