武井壮、世界記録更新ならずも「大きな成功だった」マスターズ陸上リレーで優勝

スポーツ報知
インスタグラムより@sosotakei

 スペインで16日に行われた「世界マスターズ陸上2018」の男子400mリレー(45歳クラス)で優勝したタレント・武井壮(45)が17日、自身のインスタグラムを更新。表彰式の真ん中で北京五輪400mリレー銀メダリストの朝原宣治(46)らと喜ぶ写真とともに、「アメリカを隣において金メダルってのはテンション上がるよね」と心境を明かした。

 武井は15年に行われた同大会の男子400mリレー(40歳クラス)でも優勝。その際に記録した42秒70は現在も40歳クラスの日本記録となっているが、惜しくも世界記録には届いていなかった。

 今回、45歳になったことを機に年齢のクラスが1つ上がった45歳クラスで再挑戦。金メダルだけでなく世界記録更新も狙っていた。

 この日行われた競技で、武井は第1走者を受けもった。2走には前回大会も出場し、40代日本人で初の100メートル10秒台をマークした“陸上界のレジェンド”譜久里武(47)、3走に新潟県から参戦の佐藤政志(45)、アンカーの朝原とバトンを受け継ぎ、2位の米国に1秒60の差をつける43秒77で優勝。日本記録を1秒19更新したが、99年に英チームが出した世界記録の43秒42には及ばなかった。

 レース後こそ「生涯で一番悔しい金メダルになるかもなあ。。」と悲願の世界記録更新ができなかった悔しさをツイッターにコメントしていた武井だったが、その後は「朝原宣治というオリンピック銀メダリストがまた陸上のトラックを走る姿を金メダルという形で歴史に残せた事は大きな成功だったと思う」「陸上界のレジェンドと獲れた金メダル!大切にしよう」と、朝原らとレースできたことを感謝。また、今回の挑戦が多くの人に興味を持ってくれたことに「誰かの人生が少し動いて幸せを生んでくれますように」と期待した。

 武井は一夜明け再び投稿。たくさん寄せられた祝福コメントに感謝の意を示した一方で、「でもまだ悔しいから走ってくるわ!!もう負けたくない!!」と、早くも前を向いていた。

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