生島ヒロシ、樹木さん孫を知らずにスカウトした過去明かす

フリーアナウンサーの生島ヒロシ（６７）が１７日、都内でＤＶＤ「おはようヒロシ体操」の発売記念イベントを行った。

　パーソナリティーを務めるＴＢＳラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」（月～金曜・前５時半）内で行っている体操で、この日集まったリスナーら約３００人を前に自ら体を動かした。「体がポカポカして健康寿命が延びますし、認知症予防にもなります。これまでラジオ体操はＮＨＫにしかなかったけど、これは民放初ですね」と笑った。

　１５日に亡くなった女優の樹木希林さん（享年７５）とは過去に何度もインタビューした仲。「マイルドなんだけど独特の雰囲気で緊張しましたね。脇に汗をかきましたよ」と振り返った。

　また昨年１月、生島の事務所副社長が渋谷で樹木さんの孫で、モデルのＵＴＡ（２０）をそうとは知らずにスカウトした話も告白。副社長が生島に「あの子はオーラが違う」と報告していたところ、後日、樹木さんから「うちの孫をスカウトしたそうね」と電話があったという。樹木さんはＵＴＡの父である義理の息子・本木雅弘（５２）に「生島さんのところ、しっかりとした事務所なのかしら…」と心配。「私が直談判しないと」と話していたという。生島は「でも本木さんが止めたみたいです。（樹木さん）ご本人は喜んでいたと聞いています」と振り返った。

　さらに、三田佳子の次男で、今月１１日に覚醒剤取締法違反（使用）の疑いで逮捕された高橋祐也容疑者（３８）に数年前「親に心配をかけるんじゃないよ」と説教したことも明かした。生島は仕事についてアドバイスを送りがてら説教したところ、祐也容疑者は反発してきたという。生島は三田家と近所だったことから家族ぐるみで付き合っており、ファッションに興味があった祐也容疑者にドン小西氏を紹介したこともあった。

　「もうじき４０歳になるのだから自覚を持たないとね」と心配の様子。「清水健太郎は僕と同世代でね。（祐也容疑者）に『俺のところに来い』と言っていたけど、どうなっちゃったんだろう」と遠い目をしていた。