秋保神社の初代「勝負の姫君」に風谷南友

スポーツ報知
初代「勝負の姫君」に起用された風谷南友

 宮城・仙台市太白区で16日、“勝負の神”として知られる秋保神社の例大祭が開催され、初代「勝負の姫君」に女優の風谷南友が任命された。

 同神社はフィギュアの羽生結弦やボクシング世界王者の村田諒太らが試合前に参拝していることで有名となった。初代に任命された風谷は「神社の名に恥じぬよう大役を務めていきたい」と意欲をみせた。同神社は今後、秋保温泉なども含めた地域活性のPR活動にも力を入れ、参拝者を増やしたいとしている。

 秋保神社は近年、羽生選手らが競技前に参拝し、好成績を収めていることから「勝負の神」としての注目度が一気に高まり、参詣者が増加してきたという。

 風谷は、女優や声優として活動する一方、殺陣や抜刀道、さらには日本舞踊などを特技とし、香港の俳優に「阿部一刀流」の抜刀を指導する手伝いなどもしている。昨年は京都・随心院の「ミス小野小町」も務めている。

 同神社では「容姿だけでなく、美しい心を持った女性であると判断した。殺陣や一刀流なども学び、常に“心・美・体”への努力を怠らない姿が“勝負の姫君”に相応しい」と起用理由を説明。その上で「秋保温泉の観光資源を広く伝えることにより、インバウンドの獲得、地域・地方活性化を目指し様々なイベントに取り組んでいきたい」。任命式では風谷による抜刀術なども披露された。

 風谷は「勝負の神が宿る由緒ある秋保神社の、初代『勝負の姫君』に任命頂き、光栄の極みです。日頃から努力を重ね、勝負に挑んでおられる皆様を称える『勝負の姫君』として、その名に恥じぬよう、私も努力し恥じぬ行動を重ねつつ、この大役を努め上げたい」と話している。

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