ディーン・フジオカ、来年2月にアジアツアー開催 台湾、香港など10都市訪問

スポーツ報知
台北市内で行われた国際ドラマフェスティバルに出席したディーン・フジオカ(左端は山本美月)

 【台北市(台湾)18日=加茂伸太郎】俳優で歌手のディーン・フジオカ(38)が、当地で開かれた国際ドラマフェスティバルに出席し、来年2月から台湾、香港を含む初のアジアツアー(10都市12公演、2万5000人動員予定)を行うことを発表した。

 自身初の海外単独公演は、芸能活動をスタートさせた“原点”で行う。中国語で「2019年、台湾、香港でもツアーをやります」と開催を告げると、ひときわ大きな歓声を受けた。

 ディーンは「ずっとやりたいと思っていたことだった。当時、僕を応援、サポートしてくれた人たちに会いに行ける貴重な機会。『元気にやっているよ』ということを伝えられる意味でもうれしいし、やりがいを感じる」と喜びに浸った。

 米シアトルの大学を卒業後、香港でモデルとして活動を始め、05年に映画「八月の物語」で俳優デビューした。06年から6年あまりを暮らした台湾は、自身にとって「エンターテインメントの世界との接点を作ってくれた街」。現地のドラマや映画に出演し、「逆輸入俳優」として日本で飛躍するきっかけをつかんだ。

 現在も年に1、2回訪台する身近な地域。凱旋公演に向けて「ここで過ごした時間は、大事な大事な時間。『凱旋=おかえり』というふうに、台湾のファンの方が思ってくれたらうれしい。やろうと思ってもやれることではないし、お金で買えるものでもない。本当にありがたい」と感謝した。

 日本語、中国語、英語、インドネシア語の4か国語が堪能なディーン。ステージでは、4月期に放送されたフジテレビ系主演ドラマ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」のPRのためのトークショーを行ったが、通訳はもちろん不要。流ちょうな中国語で沸かせていた。

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