浜尾朱美さんとの別れ、雨宮塔子キャスターら通夜参列

スポーツ報知
浜尾さんの通夜に訪れた雨宮塔子キャスター(左)と駒田健吾アナ

 TBS系「筑紫哲也NEWS23」で初代サブキャスターを8年間務め、乳がんのため14日に亡くなった浜尾朱美(本名・千葉朱美)さん(享年57)の通夜が19日、都内の斎場で営まれた。

 同番組でともにサブキャスターを担当した池田裕行氏(56)や佐古忠彦氏(54)、後継番組「NEWS23」のメーンキャスター・雨宮塔子(47)、サブキャスター・駒田健吾アナウンサー(44)、親族、関係者ら約200人が参列し、早すぎる別れを惜しんだ。

 喪主は浜尾さんの夫で、TBS報道局に勤務し「NEWS23」編集長の千葉茂聡氏(54)。大学2年の一人息子(19)も、毅然(きぜん)とした様子で弔問客の対応に当たった。

 千葉氏によると、浜尾さんは11年前に乳がんを患った。当初は気功などの東洋医学的な治療を受けていたが、徐々に最新治療を受けるようになり、1年前に摘出手術を受けた。今年5月に体調が悪化し、6月に都内の病院に入院した。一時退院をしたが、すぐに再入院。病状が急変し、14日朝に帰らぬ人となった。最期は息子と2人でみとったという。

 浜尾さんの人柄については、「本当に家族思いで、自分のことより家族第一。そういう思いやりや優しさがあった」。闘病生活が始まってからは仕事をセーブ。毎年、島根県雲南市で行われる「愛」と「平和」をテーマにした作文コンクール「永井隆 平和賞」の選考委員を務めてきたが、今年は辞退したという。

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