「今の彼女に勝てる選手いないのでは」杉山愛さんが大坂なおみ凱旋Vに太鼓判

スポーツ報知
チブルコバにストレート勝ちし、ファンに笑顔を見せる大坂なおみ

 20日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月~金曜・前8時)では、テニスの全米オープンで優勝した大坂なおみ(20)=日清食品=が、凱旋試合となった19日の東レ・パンパシフィックオープン2回戦で14年全豪準優勝のドミニカ・チブルコバ(29)=スロバキア=にわずか59分でストレート勝ちした様子を伝えた。

 会場で観戦した元プロテニスプレーヤーでテニス解説者の杉山愛さん(43)は「心身ともに疲れているのは間違いないですが、レベルの高いテニスをしていますね」と評価。全米を制した“女王のテクニック”として2つのポイントを挙げた。

 1つ目は「逆転のスライス」。サーブに注目が集まっているが、その陰でリターンなどでも成長が見られるという。逆転のスライスをかけたショットなど「テクニックの1つとして引き出しが増えている」と分析した。

 2つ目は「サーブを速く見せる」。190キロ台後半を連発するなど180キロを超えるサーブが武器の大坂。「確かに速いんですけど、目が慣れてくるとリターンできないことはないんです」と杉山さん。そんな中、190キロのサーブに混ぜてくる110キロ、120キロのサーブは「回転がかかっているので、リターンミスも増えてくる」と指摘した。

 今後は最新世界ランク2位のウォズニアッキ(28)=デンマーク=や、同4位のガルシア(24)=フランス=ら強豪との対戦が予想されるが「今の彼女に勝てる選手はいないのでは」と優勝の可能性が高いと語った。

 MCの加藤浩次(49)は杉山さんからの太鼓判に「優勝しておいしい抹茶アイスを食べてもらいたいね」と、日本での大好物“解禁”を願っていた。

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