車いす3人組「BEYOND GIRLS」が初単独ライブ開催!仮面女子とも初遭遇

2018年9月22日14時0分  スポーツ報知
  • 初単独ライブを開催したBEYOND GIRLSの(左から)梅津絵里、小澤綾子、中嶋涼子
  • 仮面女子と初遭遇した(前列左から)梅津絵里、曽塚レナ

 車いすチャレンジユニット・BEYOND GIRLS(ビヨンド・ガールズ)が9月中旬、都内で初の単独ライブを開催した。

 観客には視覚障がい、聴覚障がい、脳性麻痺、LGBTなど老若男女さまざまな違いを持った人が大集合。ビヨンド―の歌やトークなどのパフォーマンスに、約100人の観客が酔いしれた。

 ビヨンド・ガールズとはリーダー・小澤綾子(筋ジストロフィー、35)、梅津絵里(SLE:全身性エリテマトーデス、41)、中嶋涼子(横断性脊髄炎、32)の車いす女性3人組。障がい者専門芸能事務所「Co―Co Lifeタレント部」所属で「違いを楽しもう!」をコンセプトに、障がいや自分の可能性を“超える(BEYOND)”チャレンジを日々を行っている。

 この日も、車いすで出来るサーフィンやパラグライダー、スキー、バイクなどの挑戦を写真や映像とともに紹介し、チャレンジする楽しさや喜びを伝えた。

 3人はそれぞれ、筋肉が減っていく難病や、気管切開などを経験。そのため、歌うことすらもチャレンジとなるが、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据えて日本にバリアフリーを広めようと明るく活動している。

 リーダー・小澤は「色々な違いを持った人が集まって音楽やトークを楽しむことで、世の中を本当のバリアフリーに変えていきたい。私達を見て、車いすに乗っていることや障がいを持っている事は特別じゃ無いと感じてもらえたら」とコメント。中嶋も「自分にとって初めての自主公演。ここまで来る中で乗り越えて来た過去を思い出してしまい、感極まって涙してしまいました。この3人でやれて本当によかったと心から思います。ありがとうございました」とファンに感謝した。

 また、この日は梅津の41歳の誕生日を会場に集まった皆で祝福。梅津は「病気をして何もない自分に自信が持てなかったから、40歳を迎えるのが怖かった。でもたくさんの経験を通して少しずつ自分を受け入れて、今のありのままの自分を楽しもうと思えるようになりました。少し前までは“ただの”病人だった私が、車いすでも、アラフォーでもまだまだいろんな事ができるんだと可能性を見い出せて、ビヨンドの2人と一緒に2度目の青春をしてる今が幸せです」と涙した。

 この数日前、梅津は同事務所の曽塚レナ(脊髄損傷、29)とともに、最強の地下アイドル・仮面女子を訪問した。仮面女子には「車いすアイドル」猪狩ともか(26)が所属。2人は猪狩との対面は果たせなかったが、梅津は「かわいいながらもプロの対応を目の当たりにして感激! 表に出る仕事を始めたばかりの私にとって良い刺激になり、学ぶ点がたくさんありました。等身大な彼女たちの姿にたくさんパワーをもらいました。今回の交流を機に障がい者とエンタメ界のバリアがなくなり、自分も少しでもそのお手伝いができれば嬉しいです」と仮面女子との出会いを喜んだ。(松岡 岳大)

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