ベイビーレイズJAPANがラストライブ「本当に幸せでした」

スポーツ報知
ラストライブを行ったベイビーレイズJAPANの(左から)渡邊璃生、高見奈央、林愛夏、傳谷英里香、大矢梨華子

 今年7月に解散を発表した女性5人組アイドルグループ「ベイビーレイズJAPAN」が24日、山梨・山中湖交流プラザ「きらら」でラストライブ「全虎が啼(な)いた! 伝説の最高雷舞(クライマックス)」を行った。

 2012年9月26日のデビューから丸6年。日本を代表するアイドルを目指していたことから、日本の象徴でもある富士山の麓をラストライブの地に選んだ。

 「ゲート・オブ・ザ・タイガー」で野外ステージにメンバーが登場すると同時に約4000人のファンは大興奮。午後1時の開始から、途中1時間の休憩を挟み、午後6時までたっぷり5時間、13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」など全39曲を、富士山の頂点に届けとばかりに熱唱した。

 アンコールでリーダーの傳谷(でんや)英里香(22)は「メンバーがメンバーで、ベビレがベビレでよかった。色々あったけど本当に楽しかった。6年間、ずっと幸せとは言えない時期もあったかもしれないけども、今日こうしてここに立てて、ライブができて、みんなと一緒にいれて、本当に幸せ」とあいさつ。今後はそれぞれが女優、タレントとして活動していくが「これからの5人の未来もよろしくお願いします」と頭を下げた。

 門出を祝うかのように、ライブ中は雲に覆われて見えなかった富士山が、アンコールでは姿を見せていた。

 ◆ベイビーレイズJAPAN 12年5月に大矢梨華子(21)、傳谷英里香(22)、林愛夏(23)、高見奈央(21)、渡邊璃生(18)の5人でベイビーレイズを結成。同年9月にシングル「ベイビーレイズ」でデビュー。ユニット名はベイビー(かわいこちゃん)+レイド(襲撃)から。13年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌「暦の上ではディセンバー」を歌い、注目を集める。14年12月に日本武道館でライブを開催。15年からグループ名にJAPANを加えた。デビュー時の所属レコード会社・ポニーキャニオンの最寄り駅「虎ノ門」にちなみ虎がモチーフ。ファンも「虎ガー」と呼ばれる。シングル14枚、アルバム2枚、ミニアルバム1枚を発売。

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