水森かおり、16回連続の紅白出場に意欲 新曲ご当地の北海道へ「元気届ける」
スポーツ報知

歌手の水森かおり(45)がデビュー記念日の25日、東京・中野サンプラザで24年目突入を記念したメモリアルコンサートを行った。
昨年のNHK紅白歌合戦で着た巨大衣装を披露。「海に浮かぶ初日の出に飛ぶ天女」をテーマに宙づりでステージ上4・6メートルに上昇。直径5メートルの「太陽」のセットをバックに「早鞆ノ瀬戸」を熱唱した。腰と股をハーネスを固定しており、「食い込んでるな~と。ハーネスがクッとなるほど気合が入ります。今年のコンサートで披露してますけど、前列のおばあちゃんが拝んできました」と笑わせた。
新曲「水に咲く花・支笏湖へ」は12万枚を突破するロングヒット。だが、曲の舞台となった北海道・千歳市は、今月6日に北海道胆振東部地震で被害を受けた。
同市初の観光PR大使に任命された水森は17日に同市を訪問し、「皆さん元気に前向きに頑張ってらして、『水森さんの力で全国の皆さんが北海道に足を運んでくれるように歌ってください』と言われました」。10月にも訪問予定で「歌うことしかできないので、歌声で元気を届けたい」と力を込めた。
2003年から16回連続の紅白出場へ意気込みを聞かれ、「一日一日を大事に大きな舞台に立てるように頑張ります。(紅白で)歌ってる姿を北海道の皆さんに見てもらって恩返しできれば」と決意を語った。
ステージでは、弦哲也氏が作曲したセリフ入りの楽曲「北国ひとり旅」など25曲で2000人を魅了した。