藤井聡太七段、決勝進出…新人王へ最後のチャンス

スポーツ報知
第49期新人王戦トーナメント(ベスト8)

 将棋の史上最年少棋士・高校1年生の藤井聡太七段(16)が25日、大阪市の関西将棋会館で行われた第49期新人王戦準決勝で青嶋未来五段(23)に後手番の114手で勝ち、10月10日に開幕する出口若武(わかむ)奨励会三段(23)との決勝3番勝負への進出を決めた。局後は「番勝負は初めてですが、自然体で臨みたいです」と、いつものように淡々と抱負を語った。

 羽生善治竜王(47)、渡辺明棋王(34)らも過去の優勝者に名を連ねる新人王戦は、8大タイトルには数えられない若手の登竜門といえる棋戦。26歳以下、六段以下、タイトル戦未経験者、一部の奨励会員と女流棋士に参加資格がある。藤井は開幕後に七段に昇段したため、来期は参加資格がない。2回目(昨年は準々決勝敗退)にして最後となった新人王戦を飾れるかが注目される。

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