吉澤ひとみ被告、免許取り消し期間は10年

スポーツ報知
吉澤被告の違反点数

 元「モーニング娘。」のメンバーで今月6日に酒気帯び運転でひき逃げし、2人に軽傷を負わせたとして自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反で逮捕され、東京地検に起訴された吉澤ひとみ被告(33)が27日、保釈保証金300万円を納付し保釈された。この日午後5時31分、留置先の警視庁原宿署から21日ぶりに姿を現し8秒間頭を下げ「この度は誠に申し訳ありません」などと謝罪。そのまま病院に向かった同被告は体調回復次第、今後について所属事務所上層部と話し合う。

 今後、吉澤被告は刑事裁判で罪を裁かれることになるが、それとは別に交通違反に対する行政処分も下される。

 今回の事故で、吉澤被告が犯した違反は死傷事故の救護義務違反(ひき逃げ)、酒気帯び運転(1リットルあたり0・25ミリグラム以上)、速度超過(25~30キロ)、信号無視(赤色等)。2009年の道交法改正で、ひき逃げは酒酔い運転と並んで特定違反行為として重い処分となった。

 違反点数は、ひき逃げが35点。速度超過、信号無視は酒気帯び運転の場合には点数が大幅に加算されて各25点で、合計85点に。さらに今回の場合は女性をはねているため、交通事故の付加点数が被害者の治療期間に応じて上積みされる。一般的に行政処分前歴がない場合は、違反点数が6点で30日の免許停止処分。吉澤被告の前歴は不明だが、警視庁のホームページによると70点以上は免許の取り消し期間は10年で、当分の間ハンドルは握れなくなる。

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