武田鉄矢、「贈る言葉」の盗作疑惑?について語る「あっ、これだ!いつか使おう!」

スポーツ報知
武田鉄矢

 歌手・武田鉄矢(69)が3日放送のフジテレビ系「林修のニッポンドリル」(水曜・後7時)で、大ヒット曲「贈る言葉」の制作秘話を語った。

 卒業式の定番として歌われる同曲だが、実は失恋から立ち直るために歌った曲。武田は「事実がないと歌が作れない。別れの歌で、失恋から出来た。ずっとウジウジ泣いていたんですよ。(相手から)『放してって』と言われた。最悪は『大きい声を出すよ』と言われた」と未練たらたらの様子を語り、そこから名曲が生まれたとした。

 さらに歌詞の「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから」の部分についても解説。「女性に振られて泣いていると、振られると必死に落ち着くために本を読むんです。実は太宰治の言葉なんです」と武田は仰天告白。「優」という文字の成り立ちを説明する「人は憂いが心に多いほど、人に優しくできる。だからその人は優れているんだ」という文章を参考にしたと明かした。

 さらに曲のタイトルについても説明。「60年代の芥川賞の柴田翔の作品に『贈る言葉』がある」と“転用”を暴露。「あっ、これだ!いつか使おうと思った」と話した。

 開き直った武田は「この傾向は、80年代の各作品にあります。本屋を歩きながら言葉を探した」と話した。

 番組MC・林修さん(53)から「そもそも『海援隊』って言葉も…」とグループ名について触れると、武田は「坂本(龍馬)さん、ありがとう!」と絶叫していた。

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