檀れい、ドラマ共演の内野聖陽に「私は遊ばれた。恥ずかしかった」

スポーツ報知
会見に出席した(左から)檀れい、内野聖陽、西田敏行

 俳優の内野聖陽(50)が4日、テレビ東京系の主演ドラマ「琥珀の夢」(5日、後9時)の記者会見に、共演の檀れい(47)、西田敏行(70)と出席した。

 原作はサントリー創業者の鳥井伸治郎の人生をたどった伊集院静氏の長編小説「琥珀の夢 小説 鳥井伸治郎」。明治、大正、昭和という激動の時代を背景に、“やってみなはれ”の精神で日本初の国産ウイスキー造りに命を捧げた男を描いたヒューマンドラマ。

 猛暑の7月10日にクランクイン。1か月の撮影を乗り切った内野は、「ありえないくらいの猛暑。体感40度くらいの苛酷な現場だった」。主人公が奉公に務める薬種問屋の店主を演じた西田との掛け合いのシーンが印象的だったといい、「西田さんにかなり長い間、遊ばれた」と振り返った。西田のアドリブに翻弄されたことを示唆した。

 すると、妻役の檀が「私は内野さんに遊ばれた」と告白。「台本読んで、だいたいこういうシーンだと想像するんですけど、内野さんは何が出てくるか分からない。いつもドキドキしながら、ドライ、リハーサルをしていた」とこぼした。新婚時代、夜食としてきつねうどんを内野に持っていくシーンで「突然、私に食べさせようとした。アドリブで『あ~ん』と。心の準備ができていないので、本当に恥ずかしかった。勘弁して下さい」と、台本にない内野のアドリブの数々に困惑していたことを明かした。

 一方、内野との共演を通じて、自身の芝居の幅も広がったといい、「とても深みが出ましたし、いろんな部分で助けられた。遊んでいただいて、ありがとうございます」と感謝した。「遊んでいたわけじゃないんだけど…」と苦笑いするしかない内野に、会場から笑いが漏れた。

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