「Feat.ソニーミュージックオーディション」、クリエイティブアーティスト・あさぎーにょがグランプリ

スポーツ報知
グランプリに輝いたあさぎーにょ

 新機軸の音楽トレンド創出を目指す「Feat.ソニーミュージックオーディション」の最終審査が9日、東京・青海のZeppダイバーシティ東京で開かれ、クリエイティブアーティスト・あさぎーにょがグランプリに輝いた。

 1000組以上の応募からファイナリスト6組が選出され、あさぎーにょは、その頂点に立ち、優勝賞金300万円を手にした。

 同オーディションは1月にスタート。ファイナリスト(6組)は、ウェブ上で音楽トレンドを生み出すための戦術や戦略を考え、ソニーミュージックから提供されるトレンド作成に必要なインフラ、応援支援金を使ってグランプリを目指す―というもの。

 あさぎーにょはSNSの総フォロワー数50万人。短編動画共有アプリ「TikTok」では「投げキッス運動」で楽曲提供し、40万人以上にシェアされた。自身の楽曲を収録したQRコード付きオリジナルパジャマは30秒で完売するほど。映像制作や楽曲制作、歌手、モデル、プロデュース業などマルチに活動中だ。

 「歌手として活動しているわけではないですが、挑戦して世界が広がったと思います。CDやダウンロードとは違った音楽の届け方もあるんだと感じたし、皆さんにも感じてもらえるきっかけにもなれば、と思います」とコメント。「新しい音楽の届け方もまだまだある。さらに挑戦を続けていきたいです。ファンの皆さんにもその姿を見届けてほしいですし、私を見てワクワクしてくれている気持ちを盛り上げていきたいと思います」と意気込んだ。

 最終審査には、ファイナリストに対するポイント審査と、来場者1000人が自らの思いを伝えることのできる新システム「WAVY proto.」を使った投票審査が導入された。「WAVY proto.」では、ユーザー投票をリアルタイムに可視化。スマートフォンを使って、その場でユーザーの思い、行動を表現できるもので、来場者の参加意識を盛り上げたという。

芸能

×