テレ朝・森葉子アナ、復活した「ナニコレ珍百景」そのまま担当に「夢のような話」

スポーツ報知
撮影の合間に腕立て伏せを行うという森葉子アナ

 2016年にレギュラー終了した人気番組テレビ朝日系「ナニコレ珍百景」(日曜・後6時半)が今月から復活。進行は変わらず森アナが務める。

 「当時は自分の中で『レギュラーが終わるだけで珍百景は終わらないんだ』と言い聞かせていた。夢のような話です」。入社した2010年から関わっている番組だけに思い入れは深い。

 ネプチューンが司会を務め、全国の視聴者の投稿をもとにスタッフが現地へ。各地の珍しい景色や動物などを紹介し、スタジオでゲストを含む出演者みんなで審査し「珍定」(珍百景に認定)する。番組開始から10年を迎え、長寿番組の仲間入り。「視聴者の皆さんが楽しいと思って送ってくださるものが出発点なので、寄り添いやすいんだと思います」と人気の秘密を考える。

 そういう自身も日々、珍百景候補を探している。静岡に出張した際も「駐車場まですぐそこ」の看板がありながら指し示す方向に何もない、という景色を報告したがスタッフは「前にも見た」とボツに。飼っているチワワとポメラニアンがあおむけに寝ながら、腹に空のペットボトルを1分以上乗せられるが、プロデューサーは「“親バカ”みたいなもんだろう」とまたもやボツ。「皆さんの投稿はハードルを低くしてお待ちしているのに、なぜか私には厳しい…」と首をかしげる。

 休みの日も犬と散歩し「会話する」など一緒に過ごす。「ペットであり子供であり、彼氏であり家族なんです」と笑う。入社して8年。バラエティー、スポーツ、報道とバランスよく経験してきた。「珍百景に限らず何でもやってみたい。例えば報道なら自分でネタを見つけて取材して自ら伝えるまで」。木更津総合高(千葉)2年時には、剣道で全国高校総体で8強入り。細身に見えるが「ものすごく体力勝負を挑むタイプ」。底知れない好奇心とバイタリティーにあふれている。(浦本 将樹)

 ◆森 葉子(もり・ようこ)1986年4月26日、千葉・いすみ市生まれ。32歳。茨城大教育学部卒業後の2010年、テレビ朝日に入社。同期に菅原知弘アナ、寺川俊平アナ。担当番組は「サンデーLIVE!」(日曜・前5時50分)、「スーパーJチャンネル」(土曜・後4時半)、「津田大介 日本にプラス」(月曜・深夜0時)など。NHKの森花子アナは姉。剣道四段。身長170センチ。

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