三遊亭円楽に聞く「自覚、何もなかった」…一問一答インタビュー
スポーツ報知

9月28日に初期の肺がんを公表し、今月4日に入院した落語家・三遊亭円楽(68)が12日、横浜にぎわい座での独演会で仕事復帰した。取材に応じた円楽は、5日に手術を受け11日に退院したことを報告。「手術は大成功」と笑顔を見せた。
◆円楽に聞く
―状態は?
「見えるところは(がんを)全部取りました。声帯につながる神経があるリンパ(節)も取った。今後は病理(検査)の結果を見て相談します」
―がんのステージは?
「それはやめておこう。いろいろな見方があると先生が言ってた。国際的な見方はステージ1だけど、他の数字も出てる。説明すると長くなる」
―どうして見つかった?
「ほかの病気の検査で行ったら呼吸器の先生がCTを見たのが発端。自覚は何にもない」
―動揺は?
「ガーン。その言葉は考えてたけど、一番くだらない(林家)三平よりひどいなと思ってやめた」
―笑点のメンバーには?
「静かにしててくれてありがとうございます」
―これから仕事は?
「まだまだやります。分裂騒動を起こしたお師匠さんたちがみんな向こうに行ってくれたので、後のまとめを私が。東京五輪は落語家全員が着物を着て歩きたい」