カラテカ矢部「大家さんと僕」の映像キャスティングに福山雅治と吉永小百合を希望

スポーツ報知
トークショーを開いたカラテカ・矢部(左)と東野幸治

 エッセー漫画「大家さんと僕」がベストセラーになった、お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎(41)が13日、イオンモール京都桂川で、タレント・東野幸治(51)とトークショーを行い、同書が映像化された場合のキャスティングに、福山雅治(49)と吉永小百合(73)を希望した。

 今春に手塚治虫文化賞短編賞を受賞した同書は、2階建て住宅の2階を間借りした矢部と、1階に住む大家のおばあさんとの交流をほのぼのと描き、現在70万部を売り上げている。

 東野は出版当初から「どう考えてもいい話」と映像化を確実視。「おばあちゃん役の女優とジャニーズの人とでNHKBSで全12話…とかありそう」と、リアリティーたっぷりの予測を立てた。

 一方で「大家さんは樹木希林さんにやってもらいたかった」と名女優の逝去を惜しみ、「今のうちに『この役でどうですか』と言うとき」と矢部にキャスティングの希望を聞くと、矢部は「誰でもいいんですか? …福山さんとかでもいいんですか?」と自身の役には恐る恐る福山雅治(49)を指名。意外過ぎる名前に東野は「ノッポ過ぎひん!? 福山さんがジャイアントスイングで振りされるの?」と驚いた。

 一方、大家さん役は「すごくお上品な方なので…」と、こちらも超大物・吉永小百合(73)の名を挙げた。東野は「調子乗ってんな!」と苦笑しつつ、「確かに! 来年の沖縄国際映画祭の目玉になる。もしかしたら、アホなふりしてオファーしたらOKが出るかも」と納得していた。

 矢部は「どなたにやっていただいてもありがたい」と低姿勢ながら、「僕はアニメ化がいいんです」。自身の声は自分でアフレコを希望。緊張すると自分の乳首や股間を触る悪癖があるが「(声優なら)触っても大丈夫ですしね」と妄想した。

 また、すでに入っているとみられる本の印税について、矢部は「ATM、行ってません。ずっとお金がなく生きてきたので見るのが怖い。宝くじが当たって人生が(狂う)…とかあるじゃないですか。(納税など)見なくてはダメな時までは見ない」とつつましく話した。

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