吉本興業が大阪で広井王子氏プロデュースの「少女歌劇団」設立 20歳の誕生日で退団が規則

2018年10月14日11時39分  スポーツ報知
  • 「少女歌劇団プロジェクト」の発表会見に出席した(左から)尼神インターの誠子、渚、広井王子氏、ゆりやんレトリィバァ、三秋里歩、門脇佳奈子

 吉本興業は14日、来年夏に大阪市内で「少女歌劇団」を誕生させることを発表した。マルチクリエイター・広井王子氏(64)が総合演出を担当。第1期生としてオーディションで満11~17歳の少女を約30人を集め、大阪市内に200~500席規模で新設する専用劇場で、来年夏のデビューを目指す。

 少女歌劇団は戦前は全国に約30か所あったとされ、「昔あって今なくなったものを復活させたい」と吉本興業の大崎洋共同代表取締役社長CEO(65)が広井氏に直訴し、快諾を得た。

 「天外魔境」「サクラ大戦」などで知られる広井氏は「宝塚歌劇団も松竹歌劇団(1996年解散)も『少女』を取っちゃった。この『少女』の部分が難しいが、古くから日本は少女の無垢(むく)なものに浄化される文化を持っているのでは。僕も日本文化を学びながら取り組みたい」と決意を語った。「舞台に立ちたい気持ちが大事」と期待するメンバーには茶道や着付け、殺陣などを学ばせるという。

 キャッチコピーは宝塚歌劇の「清く正しく美しく」にならい「清く。明るく。麗しく。」。少女と名乗るだけあって、メンバーは20歳の誕生日をもって退団することをルールとする。「どんなに素晴らしい子でも、限られた時間の中で応援していただく」と広井氏。会見に同席した元NMB48のメンバー・三秋里歩(24、在籍当時は本名・小谷里歩)は「期限があるので、だらけてしまわず、全力で頑張れると思います」と賛同した。

 11月1日から年内まで第1期メンバーを募集。「最初の2年は座付き作家になる」という広井氏のプランによると、宝塚歌劇のように男役も置き、レビュー公演から始めて、将来的にはミュージカル上演を目指す。学業との両立や、年齢構成もあるため、「月・雪・花」の3チームを作り、連日の公演に対応する意向だ。

 劇団の名称は、常設劇場の場所の名を付けた「〇〇少女歌劇団」になる見込みで「『よしもと少女歌劇団』ではありません」と広井氏。また広井氏が手掛ける舞台と同様、CGキャラクターとメンバーが舞台で“共演”。公演は同時にネットなどで配信し、世界にアピールしたいという。

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