明石家さんま「早めたのは事実」…「ひょうきん族」終了の真相語った

スポーツ報知
明石家さんま

 お笑いタレントの明石家さんま(63)が15日にスタートしたTBS系バラエティー「1番だけが知っている」(月曜・初回は後9時、通常は後10時)に出演。伝説のフジテレビお笑い番組「オレたちひょうきん族」(1981年5月~89年10月)終了の真相を明かした。

 最高視聴率50%以上を記録したTBS系人気お笑い番組「8時だョ!全員集合」(1969年10月~85年9月)が同じ時間帯に君臨していたが、さんまやビートたけしの活躍もあり、「ひょうきん族」が人気を奪っていった。『全員集合』は1985年9月に終了。しかしさんまは、その頃から、たけしが番組と距離を置き始めたことを振り返った。

 「たけしさんは『ひょうきん(族)』に飽きていらしたのか。あまり番組に来なくなって、みんな(レギュラー陣)も『ひょうきん(族)』に対する情熱がどんどん薄れてきた。それまで楽屋は、このコントどうやろうとか、このシーンどうしようとかいう打ち合わせばっかりだったのが、国債入ったとか、株やり始めた、子供のことや将来どうしようと言う話題になっていった。年上の先輩なんかは、どの薬を飲んでいるとか話し出した」と打ち明けた。

 たけしがいないため、番組プロデュサーから「さんまちゃんどうする? さんまちゃんが(番組終了を)決めて欲しい」と託されたという。さんまは「こんな状態なんで辞めましょうか」と答えたと回想し、「ほっといても終わっていたと思いますけどね。でも、早めたのは事実です」と明かした。

 番組では、たけしにもインタビュー。「さんまという“毒”を飲み続けたおかげで、ひょうきん族は意外に早く終わってしまった。あの(さんまの)アドリブと適当さを続けて、お客を引っ張ってきたんだけど、やってるオイラが飽きちゃった。その毒で『全員集合』もやっつけたけど、その毒で自分たちも終わってしまった」と語った。

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