三遊亭円楽、俳句の査定ランキング「特待生1級」に昇格!

スポーツ報知
三遊亭円楽

 18日放送のTBS系「プレバト!!」(木曜・後7時)に、5日に肺がんの手術を受け11日に退院した落語家・三遊亭円楽(68)が出演。「俳句の査定ランキング」で、特待生2級から特待生1級に昇格した。

 円楽は「運動会で一句」というお題に、「段雷(だんらい)に 靴紐(ひも)きつく 秋の朝」と詠んだ。「調べたら“段雷”というのは、運動会(や催し物)を知らせるためにあげられる音物花火のこと。朝、家で段雷の音を聞いた子が、『良し行くぞ!』と靴ひもを結んで玄関を出たら、青空にポンッポンッポンッと白い煙が見えたという気持ちを詠みました」と説明した。

 査定する夏井いつき先生(61)は、この句を「見事な省略」と1ランク昇格の評価。「段雷ってなんだろうなと調べたら、意味を知って光景が一気に立ち上がってきた。あえて、靴紐を『結ぶ』としなかったことで、『良しやるぞ』『良し行くぞ』と決意する心を表現したと判断しました。最後に秋の空という季語で結んだことで、音とか白い煙とか、青い空の景色が広がってくる。直すところはないです」とべた褒めだった。

 円楽は9月28日に初期の肺がんを患っていることを公表し、5日に肺がんの手術を受け11日に退院。12日、神奈川・横浜にぎわい座で独演会を行い仕事復帰した。公演前に取材に応じ、5日に手術を受け、成功したことを明かしていた。

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