亀梨和也&広瀬アリス初共演…12月放送テレ東系「東野圭吾 手紙」

スポーツ報知
ドラマ「東野圭吾 手紙」に出演する亀梨和也と広瀬アリス

 「KAT―TUN」の亀梨和也(32)が、主演するテレビ東京系ドラマスペシャル「東野圭吾 手紙」(12月19日放送・後9時)で女優の広瀬アリス(23)と共演することが分かった。

 ドラマは発行部数240万部を誇る作家・東野圭吾氏の小説が原作。犯罪加害者とその家族が背負う過酷な現実を一組の兄弟を通じて描く。亀梨が演じるのは犯罪加害者の弟・武島直貴。兄の剛志が弟を大学に入れたい一心から強盗殺人を犯して逮捕。直貴は周囲の差別や偏見に苦しみながらも、自身の家庭を築いていく。既に撮影を終えた亀梨は、「“生きるということの複雑さ”を、良いこともそうでないことも敏感に感じながら過ごさせてもらった時間でした」と振り返る。

 亀梨と初共演になる広瀬は、直貴の恋人で一流企業社長の娘・中条朝美を演じる。同作の映画版を何度も見ていたという広瀬は「いろいろ考えさせられるお話ですし、とても繊細な作品でもあるので、一つ一つのシーンを大事に」という気持ちで撮影に臨んだという。「人間の良いところばかりを描いていない、妙にリアリティーのあるところに恐怖を感じます」とコメントした。

 東野作品の中でも、とりわけシリアスでメッセージ性が強い作品として知られる「手紙」は2006年に映画化。直貴を山田孝之(35)、兄の剛志を玉山鉄二(38)、朝美を吹石一恵(36)、ヒロイン役を沢尻エリカ(32)が演じた。その後、08年4月には舞台、16年1月と17年1月にはミュージカルも上演されている。

 今回のドラマ版ではその他に中村倫也(31)、眞島秀和(41)、田中哲司(52)、小日向文世(64)らも出演することが明らかになった。

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