「インパルス」堤下が活動再開 17年に自動車事故2度で謹慎

スポーツ報知
インパルス・堤下敦

 昨年の6月と10月、2度の自動車事故を起こして無期限謹慎処分を受けたお笑いコンビ「インパルス」の堤下敦(41)が約1年ぶりに芸能活動を再開すると、所属事務所が23日に発表した。相方・板倉俊之(40)とのコンビも継続する。

 事務所によると、堤下の生活態度から反省している様子が見受けられ、「総合的に判断」し、謹慎解除に至った。一連の事故で運転免許取り消しとなり、運転はしておらず、自家用車も手放したという。

 堤下は、この日報道各社に送られたFAXの中で謝罪し「初心に戻り、自らを律しながら、一歩ずつ、活動を再開してまいります」と誓った。

 具体的な復帰時期や仕事は決まっていないが、自身の出身地でもある神奈川を拠点に、事務所が全国で展開する「あなたの街“住みます”プロジェクト」で「住みます芸人」としてリスタートする。同プロジェクトは、芸人が地元の人々と力を合わせ、地域活性のための手伝いをする活動。同県の「住みます芸人」は他に、お笑いコンビ「囲碁将棋」やピン芸人・アホマイルド坂本(40)がいる。

 ◆堤下敦が起こした2度の事故の経緯

 ▽2017年6月14日 午前2時半頃、睡眠導入剤を服用後、車を運転。東京都狛江市の路上付近で意識がもうろうとした状態でハンドルにもたれかかっているところを、発見された。夕方、謝罪会見。所属事務所は厳重注意処分を科す。

 ▽同9月6日 警視庁調布署が道路交通法違反(過労運転、事故不申告)の疑いで書類送検。

 ▽同10月27日 午前10時35分頃、横浜市神奈川区で赤信号で停止していたごみ収集車に追突、乗っていた2人が軽傷。所属事務所は謹慎処分を発表。

 ▽同年11月16日 6月の事故で立川区検は道交法違反(過労運転)の疑いで略式起訴。罰金30万円の略式命令を受けた。

 ▽18年1月 10月の事故で被害者側と示談成立。

 ▽同3月16日 10月の事故で横浜地裁は不起訴処分。(自動車運転処罰法違反=過失傷害=の疑いで書類送検)

 ▽同10月23日 芸能活動再開を発表。

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