「たかじん誕生物語」松尾諭が若手時代の鶴瓶に 長男・駿河太郎「よう似てる」

スポーツ報知
11月20日放送のカンテレのドラマ「なめとんか やしきたかじん誕生物語」で20代の笑福亭鶴瓶を演じた松尾諭(右)と、やしきたかじんさん役で鶴瓶の長男の駿河太郎

 2014年に64歳で亡くなった歌手でタレントのやしきたかじんさんの知られざる姿を描く、大阪・カンテレのドラマ特番「なめとんか やしきたかじん誕生物語」(11月20日・後7時、関西ローカル)で、たかじんさんと親交が深かった落語家・笑福亭鶴瓶(66)の役を俳優・松尾諭(42)が演じる。

 ドラマでの鶴瓶は、落語家としては奇抜なカーリーヘアにオーバーオール姿で頭角を現してきた20代前半。京都のクラブで弾き語りをしていたたかじんさんと意気投合し、芸能界での活躍を夢見た同志だった。

 たかじんさん役を務めた俳優・駿河太郎(40)は、鶴瓶の長男。若き日の鶴瓶になりきった松尾は「息子さんの前で親父をやらなアカンというやりにくさはあります」と話したが、駿河は「よう似てるなって感じ。僕はちっちゃかったので、あの頃の親父を覚えてはいないんですが、写真のイメージにめちゃくちゃ近かった。松尾さんでよかった」と太鼓判を押した。

 松尾の元には、ドラマで共演経験があった鶴瓶本人から連絡があったという。「『今度、僕を演じられるそうで。思い切ってやってください』って。以前ドラマで、鶴瓶さんがちょっとしたミスをしたところを見てたので、そういう感じも真似していいですか? というと『じゃかわしいわ』って怒られました」と笑顔で裏話を明かした。

 ただ、20代の鶴瓶を演じるとあって松尾は「油断したらおっさんになる。階段上がるシーンで、あ~(しんどい)みたいな感じやったから、もうちょっとフレッシュにせなアカンかった」と反省。駿河は「でも、当時親父は太ってたから、そんなに機敏には動かなかったと思うんで。ダラダラで大丈夫やと思う」とフォローしていた。

芸能

×