川栄李奈「世にも奇妙な物語」ホラー作品、主演…「過去の行いは、いつか自分に返ってくる」

スポーツ報知
本郷奏多と川栄李奈(C)フジテレビ

 女優・川栄李奈(23)がフジテレビ系「世にも奇妙な物語’18秋の特別編」(11月10日・後9時)のホラー作「クリスマスの怪物」で主演することが分かった。

 「クリスマスの怪物」は、直木賞作家、朱川湊人(55)の短編集「水銀虫」(集英社文庫)に収録されている「薄氷の日」を原作に、クリスマスイブに主人公の女性に降りかかる恐ろしい出来事をホラーテイストたっぷりに描いている。

 川栄が演じるのは、主人公・小野寺奈央(おのでら・なお)。奈央はクリスマスイブに恋人からプロポーズされるのを期待している24歳のジュエリーショップ店員。一見順風満帆に見える奈央だが、実は7年前に起きた“ある事件”のトラウマ(心的外傷)を抱えているという役どころだ。

 一方、奈央の恋人・緒方良輔(おがた・りょうすけ)は本郷奏多(27)が演じる。良輔は温厚でスマートな性格のIT企業社長であり、クリスマスイブには奈央のために素敵なホテルディナーを予約するジェントルマンな男性。しかし、実は物語の行方を左右する鍵を握る人物だ。

 川栄は、台本を読んだ感想を聞かれると「怖かったです!そして、“過去の行いは、いつか自分に返ってくる”というテーマ性を感じました」とコメント。さらに「クリスマスってハッピーなイベントですし、クリスマスが待ち遠しくなる季節に放送されますが、“こんな奇妙なクリスマスがあるんだ”って感じながら見ていただければ面白いんじゃないかなと思います。そして、最後の最後までぞっとする展開が連続しますので、目を離さずに見ていただければうれしいです」と視聴者に向けてメッセージを送った。また本郷は「僕が演じる緒方良輔という役柄は、ストーリーの後半に向けて、ギャップが大事なキャラクターだと思っています。ですので、前半と後半で演じ分けできたらなと思いながら演じています」と自身の役柄について語った。

 「世にも奇妙な物語’18秋の特別編」はフジテレビ系で11月10日(土)午後9時から放送される。

 ◆あらすじ 

「クリスマスの怪物」はジュエリーショップの店員・小野寺奈央が主人公。クリスマスイブが近づき、IT企業社長で恋人の緒方良輔にすてきなホテルディナーを予約してもらった奈央は、その日良輔からプロポーズされることを期待している。気がかりはクリスマスイブになると必ず現れる、不気味な装いの“怪物”の存在。ボロボロのコートを羽織り、背中が大きく曲がっている醜い姿の“怪物”。ボサボサの髪に覆われているため表情は見えない。この“怪物”は、7年前に起きたある事件を境に、クリスマスイブになると奈央の前に必ず現れるようになる。イブ当日、良輔とホテルのレストランで食事を終えた奈央は、良輔から「先に部屋行ってて」と言われ、一人ホテルの部屋へ向かうが、廊下の先にその“怪物”が立っていて―。一体怪物の正体は何者なのか?そして、7年前に起きた事件とは…。演出は「世にも」シリーズをこれまで10作品以上演出してきた岩田和行監督。

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