坂口健太郎、「世にも奇妙な物語」密室サスペンス劇に初出演「SNSの怖さを感じる作品」

スポーツ報知
「脱出不可」で「世にも奇妙な物語」デビューする坂口健太郎(C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎(26)が、11月10日放送のフジテレビ系「世にも奇妙な物語 ’18秋の特別編」(午後9時)に、密室サスペンス劇「脱出不可」で初出演、初主演することになった。

 坂口が演じるのは、出版社編集部勤務の青年・志倉真司(しくら・しんじ)。ある日、目を覚ますと見覚えのない狭いコンクリートの部屋に閉じ込められ、部屋の中にあるモニターに「脱出ゲームスタート」と「視聴者数」の文字が。この様子をどこかで見ている視聴数を稼ぎ視聴者からヒントを集めることで、脱出への突破口を見つけられるのでは…と志倉は悪戦苦闘する。顔の見えないSNSの怖さ、傍観するだけで手を差し伸べようとしない希薄な人間関係…演出はこれまで「世にも奇妙な物語」作品を数々手がけてきた都築淳一監督。

 坂口はストーリーについて、「自分ならどうするだろうって考えました。SNSの怖さを感じる作品になっていると思いますが、実際、誰の身に起きたとしてもおかしくない話だと思うんです」と話した。

 また、「密室に一人きりで閉じ込められるというシチュエーションでしたので、演じる難しさを感じました。モニターの向こう側に相手はいるんですけど、目の前にいないという感覚が不思議で。主人公と一緒に視聴者の方にもストレスを感じながら見てほしいと思いますし、そのためにも臨場感やスリル感をどうやったら表現できるか、試行錯誤しながら演じました。狭い密室の中で動けるスペースは当然限られるので、その分、表情や身ぶり手ぶりだけなく、いろんな表現の仕方を駆使しなければいけないなと思いました」と主人公を演じた感想を述べた。

 さらに「必ずしもポジティブな感覚ではないかもしれませんが、負荷をかけて見ていただいた方が、より一層物語を面白く感じていただけるんじゃないかなと思います」とコメントした。

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