角替和枝さんの葬儀、次男・時生の帰国待って家族葬で…かとうかず子ら弔問

スポーツ報知
弔問に訪れたかとうかず子

 27日に原発不明がんのため死去した女優の角替和枝(つのがえ・かずえ、本名・柄本和枝=えもと・かずえ)さん(享年64)の悲報から3日がたった30日、自宅には旧知の仲の女優・かとうかず子(60)ら弔問客が訪れた。角替さんの長男・柄本佑(31)の妻で女優の安藤サクラ(32)は悲しみをこらえ、大阪市内からNHKの音楽番組「うたコン」(火曜・後7時半)に生出演。サクラの母・安藤和津(70)もフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)に生出演し涙ながらに故人を悼んだ。角替さんの葬儀は海外で仕事中の次男・柄本時生(29)の帰国を待って、家族葬で行われるという。

 この日午前11時ごろ、角替さんの自宅を弔問に訪れたかとうは「節目節目で大変お世話になった方でした。早すぎです」と沈痛な表情を浮かべた。かとうは学生時代に出演し、つかこうへいさんから見いだされた「サロメ」(78年)、女優デビュー作の「広島に原爆を落とす日」(79年)などの舞台2作で、劇団「つかこうへい事務所」時代の角替さんと共演。一時は自宅が近所だったこともあり、家族ぐるみで親交があった。「行動範囲が似ていたので、『あそこで(子供を)見てもらったわよ』とか、子育てのことをいろいろ教えてもらいました」と感謝した。

 自宅では、夫の柄本明(69)が公演を控えている舞台のせりふを覚えながら応対していたという。「『いいのよ、せりふやっておいて。ちゃんと食事して、本番頑張ってください』と声をかけたら『ありがとう』と言ってくれました」と様子を明かした。

 関係者によると、葬儀は親族だけの家族葬の形をとるそうで、仕事のため米ハワイに滞在している次男・柄本時生の帰国を待って執り行う予定。時生の帰国のタイミングや葬儀の日取りなどについて、別の関係者は「まだ決まっていません」と説明した。

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