真田広之に紫綬褒章「日本文化を発信していきたい」

2018年11月2日6時3分  スポーツ報知

 政府は2018年秋の褒章受章者を2日付で発表した。受章者は797人(うち女性170人)と22団体。3日に発令される。学問や芸術、スポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章には、将棋棋士の羽生善治竜王(48)、俳優の真田広之(本名・下沢広之=58)らが選ばれた。紫綬褒章は16人(うち女性4人)で、作家の林真理子(本名・東郷真理子)さん(64)らにも贈られる。

 「日本で子役から俳優生活を始め、手探りで世界の映画人と仕事をしてきた。大変光栄です」。映画「たそがれ清兵衛」「ラスト・サムライ」などで知られる真田は紫綬褒章に喜びをかみしめた。

 転機は1999~2000年。英国の名門劇団ロイヤル・シェークスピア・カンパニーにただ一人の日本人キャストとして参加した。「異文化の中で作品を生み出していく難しさや楽しさ、大切さを教わった。あの経験がなければ今の自分はなかった」

 十数年前からロサンゼルスに拠点を移し、活動を続ける。「日本人が当たり前のようにハリウッド作品に出演できる時代を築きたいとの思いで飛び込んだ。高みを目指して挑戦を続け、日本文化を発信していきたい」プロデューサー業や、海外進出を目指す若手俳優の支援にも力を入れ「日本映画界への恩返し」に努める考えだ。

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