坂口杏里さん「親の七光り」と初めて言われた…「その星の下に生まれてきただけなのに」と葛藤明かす

スポーツ報知
坂口杏里さん

 元タレントの坂口杏里さん(27)が2日、自身のインスタグラムを更新。2013年に亡くなった母で女優の坂口良子さん(享年57)の長女としての葛藤を吐露した。

 杏里さんは「昨日ある人に、親の七光りじゃん、歌も下手、演技だって大根役者、何ができるのの言葉を面と向かって言われた」(原文まま)と告白。「きっと周りの友人や何百人何千人何億人もそう思ってるけど面と向かって言えないだけ。売り言葉に買い言葉だったけど、その言葉を面と向かって言われたのが初めてだった」と明かし、「こんな言い方したくないけど、ただその星の下に生まれてきただけなのに」とつづった。

 数々のテレビドラマ、映画で活躍した良子さんの長女としてデビューしたが「最初は歯がゆくて歯がゆくて悔しい、悔しいの一点張りだった」と回顧。「二世だのあーだこーだ言われて、ストレスも半端じゃなかったし、あの時のこと思い出したら、あまりのストレスで眉毛全部抜いてたときもあった。ママに冷たく当たってた」「番組でも、坂口良子の娘ってだされなかったときはめちゃめちゃ嬉しくて、心の中で、あれ、今日ママの名前ない、嬉しい。って思った事も何回もある」と複雑だった胸中を明かした。

 「芸能界に戻ったらまた【大女優の娘】ってついてまわるだろうけど、でもその星の下で産まれたんだもん」と杏里さん。「歳を重ねるにつれて、大好きなママ、それが大女優の娘だとしても、ママのお腹から生まれて良かったって思ってるし、生まれ変わっても私は坂口良子の娘、ママのお腹から生まれてきたいよ」と記していた。

 良子さんの長女の杏里さんはタレントとして主にバラエティー番組などで活動していたが、16年10月に「ANRI」名義でセクシー女優に転身。昨年12月に芸能界引退を発表したが、今月20日には「坂口杏里の芸能復帰までの道のり」と題したイベントを12月4日に都内で開催することを告知していた。

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