「下町ロケット」敏腕社長役の尾上菊之助、「声がいい」など話題に…第5話のキーパーソンの1人

スポーツ報知
TBS系「下町ロケット」で民放連続ドラマ初レギュラーに挑戦している尾上菊之助。持ち前の表現力と声のきれいさが話題に。

 俳優・阿部寛(54)主演のTBS系連続ドラマ「下町ロケット」(日曜・後9時)でベンチャー企業「ギアゴースト」の敏腕社長・伊丹大を演じる、歌舞伎俳優・尾上菊之助(41)の持ち前の表現力と声の良さがSNSを中心に話題となっている。11日放送の第5話では、伊丹が物語の重要な鍵を握り、さらに注目を集めそうだ。

 歌舞伎界では女形として人気を集める菊之助。昨年の歌舞伎座10月公演では、古代インドの叙述詩「マハーバーラタ」を題材として新作歌舞伎に挑戦。歌舞伎界に新たな風を吹かせた。

 そんな菊之助の新たな挑戦が「下町ロケット」への出演。というのも、意外にも民放連続ドラマ初レギュラー作となり、主人公・佃航平社長(阿部)とも共演シーンが多い最重要の役どころだ。帝国重工を辞めて独立し、創業5年で年商100億円の会社に成長させた敏腕社長。二人三脚でやってきたイモトアヤコ演じる副社長兼天才エンジニア・島津裕(ゆう)と節々に見える信頼関係に胸打たれる視聴者も多い。Twitterには「声がいいし、味がある演技で唯一無二の存在」、「尾上菊之助さんの経済用語のセリフが自然すぎてびっくり」などの声が上がっている。

 第1章「ゴースト編」完結となる第5話は10分拡大版。ギアゴーストと米国に親会社を持つ大手メーカー「ケーマシナリー」の特許侵害訴訟・第1回口頭弁論が描かれる。菊之助演じる“いい声”のギアゴースト社長・伊丹がどのような立ち振る舞いをし、今後の展開にどう影響を与えるかが見ものだ。

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