安藤サクラ主演「まんぷく」第36話は20・7%…初回から大台キープ

スポーツ報知
「まんぷく」主演の安藤サクラと長谷川博己

 9、10日に放送された女優・安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(月~土曜・前8時)の第35、36話の平均視聴率がそれぞれ21・7%、20・7%だったことが12日分かった。

 10月1日の初回は23・8%をマークし、9月29日に終了した前作「半分、青い。」の初回視聴率21・8%を超える好スタート。NHK総合での放送時間が現在の午前8時からに変更となった2010年「ゲゲゲの女房」以降では最も高い数字。初回で23%を超えたのは2001年「ほんまもん」の23・1%以来、17年ぶりとなった。

 世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」を開発した日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)さんと妻・仁子(まさこ)さんをモデルに、戦後の大阪で夫婦が力強く生き抜く姿を描く。安藤は百福氏をモデルにした青年実業家の萬平(長谷川博己)を支えた妻・今井福子を演じる。

 福子たちは、姉の克子(松下奈緒)の家を出て、大阪南部の泉大津に引っ越した。萬平旧陸軍が使っていたという倉庫から大量の鉄板を発見。戦後の混乱期で、世の中に塩が足りないと知ったことをきっかけに、鉄板を使った塩作りを始めようと計画する。居候の神部(瀬戸康史)は従業員を集めようと奔走。そして連れてきたのは、14人もの若い男たち。一緒に暮らす鈴(松坂慶子)の不満をよそに、福子はタカ(岸井ゆきの)と一緒に突然始まった集団共同生活を切り盛りしていく…という展開が描かれた。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

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