YOSHIKI、サラ・ブライトマンと日本初共演へ「夢が1つかなった」

スポーツ報知
会見したYOSHIKIとサラ・ブライトマン

 ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKI(年齢非公表)が12日、東京国際フォーラムで開催するクラシックソロコンサートで共演する英女性歌手サラ・ブライトマン(58)と共同記者会見を行った。

 サラが出演した映画「REPO! レポ」(2009年日本公開)でYOSHIKIが音楽総指揮して以来、親交がある2人。今回はYOSHIKIが作詞・作曲・ピアノ演奏し、サラが歌う「Miracle」でコラボ。サラの5年ぶりの新アルバム「HYMN~永遠の讃歌」(9日発売)に収録された。9月21日にはドイツ・バイエルン州で行われたサラのコンサートで初めてステージ共演し、同曲を初披露した。

 世界的歌姫との日本初共演を前に、YOSHIKIは「いつになく緊張してる」と苦笑しつつ、「サラと仕事するのが夢の1つだったので、夢がかなってうれしい。サラのおかげでドラマー、ピアノという自分の肩書に正式に作曲家を入れられる自信がついた」と感謝。「音楽というのは国境を越えられると信じてやってきました。今回は国境だけではなくジャンルも越えていくと思う」と期待した。

 約2年4か月ぶりに来日したサラは「日本に戻ってこられてうれしいです。YOSHIKIさんは何年も前から存じ上げていて、彼の崇拝者の1人です」と笑顔。本番にむけて「今夜は本当に楽しみです。私たちはすごくいい組み合わせだと思う。お互いが持ってる音楽に対するテーマ性、アイデアなど共通しているものがある。2つの世界が1つになった時にさらに素晴らしい世界になる」と語った。

 YOSHIKIは、9月30日に千葉・幕張メッセで行われたX JAPANのライブが台風の影響で中止となり、“無観客ライブ”を行って以来1か月半ぶりの日本での公演となる。「今日は台風も来ていないですし(笑い)。お客さんも安心して来られると思うので、お客さんの前で最高のパフォーマンスをしようと思います」と笑わせた。

 また、来年のサラの世界ツアーにYOSHIKIが出演することが決定。2月からニューヨークなど7公演、4月23、24日には横浜アリーナ公演で共演することが決まった。

芸能

×