キンプリ初紅白！デビュー１年目で快挙、５人で出演へ

　５月にジャニーズ事務所４年ぶりのＣＤデビューを果たした６人組「Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ」が、大みそかのＮＨＫ紅白歌合戦（後７時１５分）の初出場が内定したことが１２日、分かった。デビュー曲「シンデレラガール」は約７０万枚のヒットを記録していた。また同局サッカーテーマ曲を歌った男性６人組バンド「Ｓｕｃｈｍｏｓ（サチモス）」、あいみょん（２３）の初出場も内定。近日中に全出場歌手が発表される。

　“平成最後の紅白”に、勢いある大型新人が彩りを添える。キンプリは、デビュー曲に続き、先月発売の２ｎｄシングル「Ｍｅｍｏｒｉａｌ」で、先輩・ＫＡＴ―ＴＵＮ以来となる１２年３か月ぶり史上２組目のデビューシングルから２作連続の初週４０万枚超え（オリコン調べ）を達成。堂々、初出場切符をつかんだ。

　グループは、レコード会社大手「ユニバーサルミュージック」とジャニーズが合同設立した新レーベル「Ｊｏｈｎｎｙｓ’　Ｕｎｉｖｅｒｓｅ」の第１弾アーティストとしてデビューした。１月の発表会見では、永瀬廉（１９）が「日本で活躍して、いずれは世界で」と掲げた。壮大な夢へのステップとなる晴れ舞台へと臨む。

　同事務所では１４年に２０周年のＶ６が初出場、１５年は３５周年の近藤真彦（５４）が１９年ぶりに、１６年は２０周年のＫｉｎＫｉ　Ｋｉｄｓが、昨年は１０周年のＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰが初出場。近年は毎年のように新鮮な顔ぶれがラインアップされていたが、ジャニーズ勢でデビュー年の紅白出場となると、０９年「ＮＹＣ　ｂｏｙｓ」以来だ。

　年末年始はグループの主演舞台「ジャニーズ　Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅ　アイランド」（１２月６日～来年１月２７日、東京・帝国劇場）を控える。大みそかはもともと、休演日になっていた。紅白のリハーサルが予定される２９、３０日は同舞台の夜公演との掛け持ちとなる。また、今月初旬からメンバーの一人、岩橋玄樹（２１）がパニック障害の治療に専念するため、活動休止。同舞台も休演するため、紅白のパフォーマンスは５人になる見込みだ。