暫定トップ3が“無効票”で脱落…「カパル」が大逆転でゆるキャラV

スポーツ報知
「ゆるキャラグランプリ2018」優勝の「カパル」(中央)と2位の「ジャー坊」(右)、3位の「こにゅうどうくん」

 「ゆるキャラグランプリ2018in花園」の表彰式が18日、開催地の大阪府東大阪市の花園中央公園特設会場であり、投票の結果、自治体キャラクター507体がエントリーしたご当地部門では、埼玉県志木市文化スポーツ振興公社の「カパル」がグランプリに輝いた。

 「カパル」は市内のカッパの民話に由来するキャラクター。8月1日から11月9日まで受け付けたインターネット投票の途中経過発表では暫定4位だった。

 2位の福岡県大牟田市の「ジャー坊」、3位の三重県四日市市の「こにゅうどうくん」、4位の大阪府泉佐野市の「一生犬鳴!イヌナキン!」は、10月31日発表の途中経過でいずれも100万票を超え、“組織票騒動”に発展。その後、実行委員会がこれまで通り、システム会社に依頼して裏アカウントを利用した票数など“無効票”を削除した結果、3体とも多く得票数を減らし、カパルが大逆転する形となった。

 カパル陣営は「とてもうれしい。うちはアルバイトを入れても30人ほどの弱小団体ですから」と驚いていた。

 402体参加の企業・その他部門は、関西電力株式会社の「はぴ太ファミリー」が1位だった。

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