竹内まりや、40周年で初のファンミーティング「80歳になっても歌い続けたい」

スポーツ報知
デビュー40周年で初のファンミーティングを行った竹内まりや

 25日にデビュー40周年を迎えるシンガー・ソングライターの竹内まりや(63)が18日、東京・品川のステラボールで自身初のファンミーティングを開催。16日のNHK大阪ホールと合わせて計2500人を魅了した。

 過去のライブ映像を初映画化した「souvenir the movie」(23日~12月7日)のムビチケカード、4年ぶり43枚目のシングル「小さな願い/今を生きよう(Seize the Day)」を同時購入して応募、当選した計2500人を無料招待。1978年のデビュー当時の話やプライベートなトークに花を咲かせ、2014年のツアー以来4年ぶりとなる生の歌声を響かせた。

 観客の質問コーナーでは、「留学で今でも役に立っていることは?」「スタイルを保つ秘訣は?」などを聞かれ、フランクに答えた。また夫の山下達郎(65)との普段のやりとりなど、夫婦ならではの裏話も暴露。竹内は「人生に晴れの日は少ない、辛いこともたくさんある。そんな中でいかに日常を楽しむかが、私のモットー」と自身の代表曲「毎日がスペシャル」に通じる人生観を語った。

 その後、山下をバンドマスターに迎え、メンバー5人でミニライブを開催。オープニングは「待っているわ」でスタートした。続けざまに「我々がお好きなお酒はなんでしょう?」「ウイスキー!」と観客と掛け合いを披露し、CMソングとしても知られる「ウイスキーが、お好きでしょ」を歌唱。会場をジャジーなムードに包み込んだ。

 「20代の若い方々からリクエストが多い曲です」と紹介して代表曲「元気を出して」を披露。山下と「All I Have To Do Is Dream」をデュエットする際には、「達郎と一緒に歌おうと思います、私のライブにはもれなく達郎がついてきます(笑い)」、8日に自身のツアーを終えたばかりの山下が「全然ツアーが終わった感じがしない」と夫婦漫才のようなトークを展開した。

 竹内がライブを行ったのは、1982年に自身のプロデューサーも務める山下と結婚して以降、36年間でわずか3回。2000年の3公演、10年の4公演、14年の9公演の計16ステージのみ。メディアへの露出も極めて少なく、この日は生声が聴ける貴重な場となった。

 竹内は「特殊な形で活動をしてきたにもかかわらず、いつも応援してくれてありがとうございます。皆様の声援に助けられ、今までやってこれました。70歳になっても80歳になっても歌い続けたいと思います。本当にありがとうございます」と感謝した。

【ミニライブ・セットリスト】

1.待っているわ

2.ウイスキーが、お好きでしょ

3.五線紙

4.元気を出して

5.All I Have To Do Is Dream

6.静かな伝説(レジェンド)

7.アンフィシアターの夜

8.LET IT BE ME

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