立教大OB「話術の天才」徳光&関口&みの&古舘が初のそろい踏み「長嶋さんと食事したい」

スポーツ報知
母校イベントで初のそろい踏みを果たした(左から)古舘伊知郎氏、関口宏氏、徳光和夫氏、みのもんた氏(カメラ・生澤 英里香)

 立教大OBでキャスター、司会者として活躍する徳光和夫氏(77)、関口宏氏(75)、みのもんた氏(74)、古舘伊知郎氏(63)が18日、東京・豊島区にある池袋キャンパス100周年の記念式典でトークイベントを行った。4人が公の場で顔を合わせるのは初めて。

 立大が誇る「話術の天才」たちがそろい踏みだ。関口氏以外は放送研究会出身。徳光氏が「改めてセントポール(立大の愛称)を出て良かったと思う。次にこの4人が集まるのは俺の葬儀かな」と笑顔で語ると、古舘氏も「奇跡的な4ショット」と興奮気味に話した。会場のタッカーホールに加え、別の教室でも同時中継され、約2200人が豪華過ぎるトークに耳を傾けた。

 イベントでは不思議な縁についても語られた。立大OBの巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督(82)=報知新聞社客員=の大ファンで知られる徳光氏は「長嶋さんがいなかったら立教を受けてなかった」と明かしたが、当時10代だった徳光氏、関口氏、みの氏が1957年11月3日、長嶋さんが東京六大学野球新記録(当時)となる通算8号本塁打を打った試合を偶然にも生観戦。のちの人気司会者3人が神宮にそろっていた。

 古舘氏は長嶋さんがバッターボックスに入った場面の実況を名調子で再現。関口氏が「ライナー性のすごい打球だった」と振り返ると、みの氏も「僕が見る時はよく打つんですよ」と思い出話に花を咲かせた。

 長嶋さんは7月に黄だんなどの症状が出て緊急入院して以来療養中だが、徳光氏は「数日前に、もうすぐリハビリに入られると耳にしました。長嶋さんご自身は、リハビリを頑張られている方たちの先頭に立たなければと取り組んでいるのではないか」とエール。「ぜひ長嶋さんが元気になられましたら、この4人と長嶋さんでプライベートで食事をさせていただきたい」と熱望していた。

 ◆後輩上重アナにチクリ 式典には、立大野球部OBで日本テレビの上重聡アナウンサー(38)も取材に訪れた。上重アナから「若手への助言」を求められた古舘氏は「今はワンフレーズが求められる時代だけど、その海に溺れずミドルサイズのしゃべりを追求してほしい」。さらに「調子に乗ってロールスロイスに乗せてもらうなってことかな」と、かつて上重アナが週刊誌に報じられた騒動を引き合いに出してチクリ。上重アナはタジタジになりながら「ベントレーです…」と弁解していた。

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