宝塚専科・凪七瑠海が“美しすぎる武将”で4年ぶり主演「これまでの経験が生かせれば」

スポーツ報知
蘭陵王を演じる専科スター・凪七瑠海(中央)

 宝塚歌劇専科スター・凪七瑠海(なぎな・るうみ)が主演する花組公演「蘭陵王(らんりょうおう)―美しすぎる武将―」(作&演出・木村信司)が20日、大阪・梅田茶屋町の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで開幕した。

 副題通り、類いまれなる美貌が兵士をも惑わせたとされる、6世紀の中国に実在した北斉の皇族・高長恭(こう・ちょうきょう)=蘭陵王の数奇な生涯を描く。

 美しいが故に虐待も受けた少年時代の宝塚オリジナル部分も盛り込まれている。「男役一本じゃなく、女役、少年役もやってきているので、これまでの経験が生かせれば」と凪七。

 月組時代の2014年に美弥るりかとダブル主演した「THE KINGDOM」以来4年ぶりのセンターだが「『主演だから』ではなく、蘭陵王として生きる事を大事にしたい」と話していた。

 28日まで。KAAT神奈川芸術劇場(横浜市)では12月4日~10日に上演され、「すぐ近くに中華街もあるので、合わせて楽しんで下さい」とPRした。

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